奥会津プチ断食セミナー

 9月22日から24日にかけて、福島県の南会津郡只見町にある古民家・叶津番所にて、奥会津プチ断食リトリートが開催されました。この会場でのプチ断食は5回目となります。主催は千葉でくつろぎ工房をされている森山幹麗先生です。森山先生のヨガと番所のオウナーの坂本知忠先生の瞑想とのコラボ講座でした。

 

 只見町は平成26年に人と自然との共生の実現を目的とするユネスコのMAB(人間と生物圏)計画における生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に認定されました。只見の放射線量は、千葉県より低いことが確認されています。豊かな自然環境の中、200年を超える古民家でのリトリートは、心地よい「ゆらぎ」を感じることができます。

 

 23日が秋分の日、翌日の24日中秋の名月で、どちらも肺・大腸系と共鳴するエネルギーを持ちます。そうしたパワーの強い日に開催することで、デトックス効果を増すことができます。満月は特に愛情ホルモンであるオキシトシンの分泌量が増えるので、自然や宇宙とつながりが持ちやすいです。天候にも恵まれて、秋晴れの中、3日間を楽しく過ごすことができました。

このリトリートのもうひとつのメリットがブナの原生林の中の散策です。坂本先生に案内をお願いし、原生林の中を流れる沢登りをしました。ここは、浅瀬が数キロにわたり続いていて、とても気持ちよい散策コースです。近くで長靴をレンタルしてくれる所があり、準備万端で出発です。

 水は透明感があり、地肌に触れると冷たいです。源流にむけての沢登りは、マイナスイオンにあふれていて、皮膚からエネルギーが取り込まれる感じです。片道1時間のコースでしたが、プチ断食をしていると感覚が研ぎ澄まされるので、誰一人怪我することもなく、心地よく散策を終えることができました。

 不思議なのは、断食をしていると、筋肉痛が起こりにくいことです。体の修復力がアップするせいか、筋肉の疲労回復効果も高まるようです。

 途中、珪素木といって、石になった木の化石がありました。水晶のようにエネルギーが非常に高く、ここがパワースポットであることがわかります。

 二日目の夜は、ギタリストで音楽家の福田正二郎さんにお越しいただき、コンサートをお願いしました。

福田さんには、毎回来ていただいていて、オリジナル曲を中心に1時間くらい演奏をしていただきました。

今回は、福田さんの許可を得て、寝ながら聞く時間を持ちました。

 

 福田さんの演奏はスペースクラシックといって、宇宙に奉納するような音楽です。場を清め、生命エネルギーを高める協力なパワーを持っています。皆さん、とても心地よい時がもてたようです。

 三日目の朝は、近くの川の合流点で野外瞑想をしました。石の上に座りながら、風の流れや大地の震動を感じながらの瞑想は、自然や宇宙とつながるような不思議な感覚をもたらしてくれました。

 

 坂本先生がしてくださる誘導瞑想もすばらしく、潜在意識の負の情報のリセットされるような感じがしました。

皆さん、森山先生のヨガと瞑想を合体させることで、肉体だけでなく、精神的なデトックスができたようです。

 今回のリトリートには、栃木でHAPPY TABLEを主宰されている杉村美樹さんにもご参加いただき、スタッフ兼の参加者として、いろいろと応援していただきました。導入食と回復食の小豆玄米かゆはマクロビオティック料理指導や指ヨガ指導をされている上村優美子さんにお願いしました。

 

 最終日はスタッフ全員を囲んでのコラボトークで、「月のリズムで丁寧に暮らそう」というタイトルで、楽しいトークの時間が持てました。

 

 

 あっという間の3日間でしたが、栃木や千葉、新潟、東京都内からご参加いただいた皆さんは、とても喜ばれていました。最後の感想のシェアリングはいつも感動もので、素敵な体験を皆さんがもたれたようです。皆さんの笑顔を見ると、また、来年もやろうという勇気と元気をいただけます。

 

 来年は6月末に、同じ場所で奥会津プチ断食リトリートを開催することに決まりました。この場所での開催は、これで最後になるかもしれないので、ぜひ、ご参加ください。きっと、皆さんの人生のステップアップにつながること間違いなしです。