5月16日(水)に福岡県古賀市にあるオーガニック広場ひふみにて、ニューマクロビオティック講座の3回目が開催されました。今回のテーマは「自然脳を取り戻す~ゆらぎの生き方が心地よい」で、心の動脈硬化(脱力難症候群)について解説しました。
最近、脳疲労という言葉がはやっていますが、ストレスで脳が疲れてくると、幸せ感がない、満足感が感じられない、トキメキがなくなる、人の話を聞き入れることができない、被害妄想がでる、他者に依存したくなる、怒りっぽくなるといった症状が現れます。
「絶対~ねばならない」といった固定観念、思い込み、先入観、決めつけにとらわれてしまうと、無意識の中に、不安や恐怖、できない自分に対する嫌悪感といった負のエネルギーが増します。それがやがて不眠症やうつ病、ノイローゼ、統合失調症といった病気を引き起こすのです。
そうした状態にならないためには、白黒つけない、頑張らない生き方が必要であり、「明日は明日の風が吹く」くらいのおおらかさが大切です。実は、腸と脳は密接に関係していて、腸を浄化し、ゆらぎを戻してあげると脳がスッキリとするのです。
つながり、きづなのホルモンであるオキシトシンの分泌を促す生活が、幸せ感を増す秘訣になります。
プチ断食は、腸にいち早くゆらぎを取り戻し、オキシトシン濃度を上げる効果を持ちます。精神的なトラブルでお悩みの方がいらっしゃったら、ぜひプチ断食を月の周期で実践してみてください。
次回は、7月11日(水)で、顔を見れば病気がわかる(望診法)について解説します。お楽しみに!