京都で「保養とごはん」についてイベントが開催されます。
ムスビの会の岡部も6月にゲスト参加いたいます。
福島第一原発事故から7年経ちました。
最近、現状についてあまり報道されなくなり、人々の記憶も薄れてきました。
さらに放射能は目に見えないため、時が経つにつれて関心も薄れがちです。
しかし、原発は福島以外にもあり、決して人ごとではありません。
ここ九州にも、佐賀(玄海)と鹿児島(川内)にあり、先日玄海原発3号機から蒸気漏れが見つかりました。
放射能汚染は、決して他人事ではないのです。
いつ自分の身にふりかかかってくるかはわかりません。
備えあれば憂いなし。
今回のイベントでは、講演のほかに養生食づくりのワークも行います。
放射能対策だけでなく、体の養生食としてもおすすめです。
よかったらご参加ください。
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※保養(ほよう)とは?
原発事故による放射性物質で影響を受けた土地に住む人や、
日常生活をする上で放射能の不安に直面した人々などが、
休日などを利用して居住地から受け入れ地へ出かけることで、
放射能に関する不安から一時はなれて心身の疲れを癒すことをいいます。
保養は世界的に知られており、放射能の影響があまりない地域で一定期間過ごすことによって、
免疫力が大きく高まるなど健康面での効果的もあるそうです。
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下記の画像をクリックするとイベントのFBページに飛びます。
詳細を確認したい場合はFBページでお願いします。
『保養とごはん〜家族を放射能から守る食事法〜』@ひとつのおさら
福島第一原発事故から7年たった今も深刻な放射能汚染が広がり、放射線による人体、
なかでも胎児や乳幼児に与える影響については、誰も明確な答えをもっていません。
しかし私たちは、いまこの瞬間も放射能に汚染されたなかで生き、小さな子どもたちは、さらに何十年も生き続けることになります。
この7年間、放射能汚染に対して不安を持つご家族を対象に継続してきた疎開保養キャンプ『海旅Campでは、免疫力向上や心身の健康のための食事作りやみそ作りを通じて実践を重ねてきています。
しかし残念ながら、放射能対策や保養の取り組みについての関心は年々薄れ、運営費やスタッフ集めについての苦労は増すばかり。そのような中で私たちは、これから20年以上、これから産まれてくる子供たちが大人になる頃までは少なくとも、このような取り組みの継続は必要だと考えています。
そしてこれからは、私たちが保養の現場に学んできたこと、実践してきたことを分かち合うことで、地域や立場の垣根をさらに乗り越えて、皆で保養の文化を支えていけたらと願っています。
今回の連続講座では、特に東洋の伝統的アプローチにのっとった食事法、調理法として分かち合えたらと思います。
発酵食品や穀類、野菜類や海藻類を中心とした伝統的な日本食の知恵を食生活に取り入れることで、放射能の害から家族、地域、コミュニティを守り、一人でも多くの人が元気になる未来を実現できたらと思います。
【スケジュール】
第1回 5月7日(月)☆「ひとつのおさら」4周年記念日☆
テーマ:『陰陽で見る放射能と食事の知恵』
養生食づくり:季節野菜の簡単漬け(仮)
第2回 5月28日(月)
テーマ:『からだを助ける調味料と保養ごはん』
養生食づくり:糀を使った調味料づくり(仮)
第3回 6月18日(月)
テーマ:『家族を内部被ばくから守る食事法』
ゲスト:岡部賢二(ムスビの会)
養生食作り:鉄鍋とすり鉢を使った手作り胡麻塩(仮)
【タイムテーブル】
10:00-11:30 お話①
11:30-12:30 養生食作り体験
12:30-13:30 保養ごはん
13:30-15:00 お話②
◆会場◆
おばんざい食堂「ひとつのおさら」
〒604-0003
京都市中京区夷川通衣棚東入花立町274番地
075-204-6440
http://www.1osara.com/
◆参加費(寄付込み)◆
1万円(第3回のみ1万2千円)
※参加費−経費を「海旅Camp」に寄付します。
◆お問い合わせ・参加申し込み◆
冨田貴史(冨貴工房/海旅Camp)
takafumitomita1320@yahoo.co.jp
080-6947-2491
西村和代(ひとつのおさら)
go@1osara.com
090-6553-6973
◆お話とワークショップ◆
冨田貴史(冨貴工房/海旅Camp共同代表)
西村和代(ひとつのおさら)
岡部賢二(むすびの会)☆第3回ゲスト
◆参加者プレゼント
毎回の話の内容を録音して、参加者に差し上げします。
欠席した回の音声もすべて差し上げします。
また、録音した音声を元にレシピ付きの冊子を作る予定です。
(その売上を海旅Campに寄付予定。文字起こし隊募集中。)
◆講師プロフィール◆
西村和代(にしむら かずよ)
カラーズジャパン株式会社 代表取締役。京都生まれ。一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン 共同代表。
子育てやPTAでの役員経験を活かした独自の主婦視点を持ち、環境教育、食農教育、人材育成、まちづくりの分野で活動するソーシャル・イノベーション(社会変革)の仕掛け人。社会人入学した大学院では「いのちと食と農」をテーマに、小学校と協働して行う5年間の食育プロジェクトの実践研究に取り組んだ。並行して「同志社有機農業塾」で有機農業を学び、広島修道大学では農業実習の指導にあたっている。2009年に「京町家
さいりん館」を開業し、起業家支援、多目的交流スペースの提供、有機野菜の販売などを行う。2014年5月には「季節とつくり手がみえる、おうちのごはん」をコンセプトにしたおばんざい食堂「ひとつのおさら」をオープン。ほんものの食材、調味料にこだわり、からだがよろこぶごはんをつくる。2015年からは「エディブル・スクールヤード=食育菜園」を日本に広める活動を本格化、持続可能な社会へ向けた生き方、あり方などを伝える。
冨田貴史(とみた たかふみ)
大阪中津にて養生のための衣食(茜染め、麻褌、味噌、鉄火味噌など)を自給する冨貴工房を営む。ソニーミュージック~専門学校講師を経て、各地でワークショップを続けている。ワークショップのテーマは暦、養生、手仕事など。疎開保養プロジェクト「海旅Camp」共同代表。「21st century ship
海旅団」代表代行。『原発事故子ども・被災者支援法』を活かす市民ネットワーク代表。著書『わたしにつながるいのちのために』(2006年/自主出版)『春夏秋冬 土用で過ごす』(2016年/主婦と生活社・共著)『冨貴電報』(2017年夏至から毎月刊行 / 冨貴電報舎)など
http://takafumitomita.blogspot.jp/
岡部賢二(おかべ けんじ) ☆第3回ゲスト
ムスビの会主宰。正食協会理事。大学在学中に渡米し、肥満の多さに驚いて「アメリカ社会とダイエット食品」をテーマに研究。日本の伝統食が最高のダイエット食品と気づいた後、正食と出会う。講演や健康指導、プチ断食セミナーやマクロビオティックセミナーを全国各地で開催。著書に「マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行」(ムスビの会)など多数。
https://www.musubinewmacro.com/