塩水選から1週間後の5月15日(月)に江藤農園の種おろしの応援に行ってきました。5人がかりで400枚の苗ポットに種まきをするのに要した時間はたった1時間半でした。機械の力は恐るべしです。苗ポットにまず下土を入れ、その上に3粒ずつ種を播き、上土をかけていきます。
以前は、1粒や5粒といったバラつきがあったため、種まきをした後に手作業で1枚ずつ手直しする作業がとても大変だったのですが、機械の進歩により、この作業がなくなりました。培養土も化学肥料を含まない上質もものを使っています。
種おろしの翌日の5月16日(火)と17日(水)にかけて、江藤農園の育苗場で、苗床を並べる作業の応援にいきました。
まずトラクターで地面を平らにし、肥料となる米糠を振っていきます。苗に与える肥料はこれだけです。人間に例えるなら母乳だけで赤ちゃんを育てるような感じです。苗を置く地面が平らでないと、イネの生育が不揃いになり、田植がしづらくなるのだそうです。
その上にネットをはります。これは苗の根っこが地中に入らないようにするためです。そして水を満遍なくかけてから、銀のシートで覆いをします。そして4~5日間放置し、芽吹きを待ちます。
4~5日後に覆いを取った後は、毎日朝と夕方の2回、水やりをする必要があり、田植までの1か月間は、どこにも行くことができないとのことでした。まさに、産後の子育てと一緒ですね!この手間ひまがよい苗になるかを決めます。元気な苗に育ちますように!
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