塩水選

 5月8日(月)に江藤農園に応援に行ってきました。種まきの準備です。この日は塩水選を行いました。

まずは、濃度の濃い塩水作りです。桶に水を張り、塩を入れていきます。4~5キロくらいの塩を入れました。卵が浮いてきたらちょうど良い濃度です。

 

 ここに籾種をいれて選別をします。上に浮く種は生命力が弱いと判断して取り除き、沈んだ種だけをせ選別して種まきに使います。よい籾種だったようで、例年よりも上に浮くものが少なかったです。この種の品質が収穫されるお米の味や香り、生命力に影響します。

 

 江藤さんによると、今年は冷夏になりそうなのと、台風の影響が出そうだとのことなので、種選びは特に慎重に行いました。気候変動にも負けずに元気に育ってほしいですね!

 

 選別した種は塩抜きのため、しばらく水に浸けてかけ流しをします。

 塩気が抜けたらネットに小分けしていれて酢水に浸け、雑菌の殺菌を行います。その後、水に中につるして約1週間漬けておけば発芽して、いよいよ種まきになります。種まきは1週間後の5月15日に予定しています。

 

 ムスビの会で取り扱っている自然米は江藤農園のもので、この玄米を使って浅入り玄米スープや玄米ミクロン、玄米クリームの素を製造しています。毎年、江藤農園の米作りのお手伝いをすることで、お米作りの大変さやお米のパワーのすごさを体感させてもらっています。