千葉での地球環境講座・最終回

 12月19日に千葉市内の生涯学習センターにて、地球環境にやさしい暮らし方講座の最終回(第6回)が開催されました。今回のテーマは「放射性物質の害は食べ物のチカラで排泄できる」でした。放射性物質の害については、皆さん関心が高かったようで、満員御礼状態となりました。

 

 福島第一原発事故の後、政府によって終息宣言が出され、アンダーコントロールとの発表がありましたが、現状は全く改善されていない状況です。福島原発から立ち上る放射性水蒸気による汚染が日々続いている状態で、茨木、栃木、千葉、東京といった関東圏にもホットスポットが点在しています。

 

 汚染食品が外食チェーンによって使われていて、内部被ばくの広がりによって心臓病による突然死やガン、糖尿病、肺炎といった病気のリスクが増え続けています。そうした害から身を守るためには放射性物質の性質を知ること、汚染食品を口にしないこと、発酵食品を始めとした食物による解毒・排泄対策を心掛けることなどについて詳しく解説しました。

 

 話の後は、森山幹麗先生によるヨガの実習です。今回はデトックス力を高めるポーズを中心に指導していただきました。

 

 

 ヨガの後は、この会の主催者である山本久美子先生手作りのマクロビ弁当でランチタイムです。今回は放射性物質の害を一番受けやすい腎・膀胱系を強化する食材がたくさん使われていました。味も美味しくて、皆さん大喜びの様子でした。

 

 千葉での講座は4年間開催し、たくさんの方にご参加いただきました。ここで一旦終了し、山本先生、森山先生に引き継ぎたいと思います。長い間お世話になり、ありがとうございました。千葉でマクロビオティックが広がっていくことを願っています。