鹿児島の五行講座

 11月12日に鹿児島の菖蒲学園にて陰陽五行講座の5回目(最終回)の講座が開催されました。今回のテーマは冬の養生法。寒さに弱い腎・膀胱系の弱った症状(望診)と食事による対策という話で、腎を傷める甘い物、乳製品、果物などの害と、適塩の必要性、ナトリウムを含む食べ物として根菜類や海藻類、小豆、蕎麦の効用といった内容でした。

 お昼のランチは角屋敷まり子先生による腎によい食事内容となっていて、黒色食材や根菜類、乾物類が上手に活用されていました。すりおろした山芋を葛と寒天で固めて作った山芋豆腐は絶品でした。蕎麦サラダも美味しかったです。今回が最終回ということで、いつもより贅沢な内容となっていて、参加者の方々も満足そうでした。

 午後の部は手当て法講座で、腎を温めるビワの葉コンニャク湿布の実践と小豆昆布カボチャの作り方のワークでした。コンニャク湿布はお腹に20分くらいあてると副交感神経にスイッチが入り、手先足先の血液の流れが良くなります。また、内臓の解毒や修復力が高まります。

 

 お腹の後は、腰を20分くらい温めると、腎臓の働きが良くなり、むくみや冷え、足腰の弱りといった腎の症状が改善されます。何よりも気持ちが良いのがいいですね!今回は還元塩と生姜汁を入れたお湯でコンニャクを煮たので、温まり効果が違いましたね!

 

 五行と手当て、レシピ提案、陰陽五行の原理が学べるとても贅沢な講座で、沢山の方々にご参加いただき、有難かったです。来年の講座はまだ未定ですが、5月には霧島高原のホテルでプチ断食を開催予定です。ぜひご参加ください。