7月12日(火)に筑紫野市にあるベジガーデンにて3回目の五行の望診法・手当て法・五行の料理教室が開催されました。午前中は仲先生による「土用の食薬を使った料理教室」で、梅雨時から夏の土用の時期に弱りやすい胃・膵臓系の食薬となる食材を活用したお料理の実践でした。
今回のレシピは
●野菜のパエリア
●陳皮入りラッキョウドレッシングのカップサラダ
●ガドガド(インドネシアの伝統料理)ピーナツソース添え
●蒸し野菜の梅味噌ダレ
でした。 トマトの器に入ったラッキョウドレッシングにはハト麦が入っていて、酸味と甘味の入り混じった何とも言えない美味しさでした。清涼感があるので、夏場の食欲不振の解消に抜群の1品でした。
野菜を蒸した時の甘味は、胃の食薬となります。蒸し野菜につける梅味噌ダレの梅と味噌の酸味と旨みが胃の働きを高めて、消化吸収力を良くしてくれます。
胃・膵臓系を元気にする黄色い食材や、野菜の甘味がうまく活用されたこの時期にピッタリの料理で、皆さん大満足の様子でした。
午後からは私の出番で、胃・膵臓系の望診と、里芋と豆腐を使った冷湿布の実践でした。7月19日~8月6日まで夏の土用に入ります。この時期には腸内腐敗が起こりやすく、陰陽の不調和の気を受けて、精神的ににも不安定になりやすいのです。
この土用を元気に過ごすためには、少食やプチ断食によって胃腸を休めること、甘い砂糖の入ったお菓子を減らすこと、腸内環境を良くする発酵食品をしっかりと摂ること、中心軸となるごはん、みそ汁、漬物を主体として、おかずを減らした素食を心がけること、など食事の注意点を話しました。
講座の後は、デザートの時間です。
今回のナチュラルスイーツは
●抹茶の米粉ムース
●赤シソビネガージュース
でした。米粉のムースはしっかりとした食感で、食べ応えがありました。仲さん手作りの紫蘇ジュースは
濃厚な味で、心地よい清涼感がありました。手作りはいいですね!
次回は9月13日(火)で
○秋・皮膚や呼吸器のトラブルに肺・大腸の手当てと望診法
~大根を使った手当て (黒炒り玄米スープ、椎茸スープなど)
○ぜんそく、アレルギー、ヘルペス、とびひの対策
○秋の食薬を使った料理教室
といった内容です。お楽しみに!