東京の放射性物質による汚染状況

東京都での放射性物質による汚染について何度か指摘してきましたが、アメリカから東京都の土壌汚染に関する詳細なデータが出されたようです。以下のブログをご覧ください。

 

       関東の中で東京の汚染が最も危険な本当の理由 詳しくはコチラ

 

上記のブログで指摘されているように、原発事故によって放出されたさまざまな核種の中でも人体に残留する期間が最も長いのがストロンチウムやプルトニウムです。これらの各種は骨に蓄積されると50年もの間抜けずに残留します。そして徐々に骨をむしばみ、白血病を引き起こしたりするのです。

 

自然界に放出された放射性物質は土壌にいる微節物によって徐々に無害化することができるのですが、

東京都の場合は、大半の土壌がコンクリートやアスファルトに覆われているため、バイオ除染がほとんどできない状況に置かれています。これが東京の汚染が最も危険が理由なのです。

 

        関東に住む2人の1人がストロンチウム汚染 詳しくはコチラ

 

東京都内にお住まいの方は、伝統的な製法で作られた発酵食品を日々食べるようにしてください。特に、麹を原料にして作られた味噌や醤油、甘酒、塩麹といった醸造食品には優れた体内除染作用が期待できます。

 

 

放射能の危険基準

 


 

野菜や穀物の放射能汚染が問題となっていますが、今まで日本に入ってくる輸入食品の放射能に対する危険基準は1キログラムあたり370ベクレルでした。
「まだまにあうのなら」の小冊子(甘蔗珠恵子著)によると、ヨーロッパのある小児科医
は、10ベクレル以上のものは、子供に与えてはいけないと言っているそうです。
放射能とうものは、どんなに低い値でも安全ということは決してないというのが専門家の意見なのです。
 東南アジアでは、この放射能基準が厳しく、日本の10分の1以下で、タイでは、制限値が6~21ベクレル、フィリピンでは14.8~22・2ベクレル、シンガポールでは、どんなレベルの放射能も許さないと、断固として荷揚げを拒否しているそうです。
 日本の基準が東南アジア諸国から比べると10倍から20倍という甘い基準になっているのは日本が原発大国だからで、そうした原発からの放射能漏れにあらかじめ対処しておくためと、食糧の七割を輸入しているので、基準が厳しいと検査にひっかかり、輸入に困難をきたすからというのです。
 ところが、最近、この危険基準が引き上げられ、穀物や野菜類に関しては500ベクレルを暫定基準とすることが政府から発表されました。 子供や乳幼児、妊婦さんには高すぎる数字ではないでしょうか。
 ですから基準値以下のものでも気をつける必要があります。では、どのように対処したらよいかというと、野菜は水洗いした後、塩水に15分くらい漬けておくとよいでしょう。
放射能の残留は10分の1以下になります。
 乳酸菌や麹菌などの有用細菌には毒性物質を解毒するだけでなく、老化を予防する還元という働きがあることが分かってきました。ですから、ぬか床を活用し、野菜をぬか漬けにして食べれば放射能の残留をなくすことができるでしょう。味噌漬けもよいですね。
 ぬか漬けなら、電気がなくても混ぜるだけで管理できるので、停電しても大丈夫です。
汚染されたお米なら、麹を用いて甘酒にすればよいでしょう。
長崎でひどい被ばくをした方が、どうせ死ぬならお酒を飲んで楽しく死のうとして、日本酒を飲んだところ、助かったという記事が残っています。
 ごはんを良く噛めば、唾液の中のアミラーゼによってデンプン質が発酵します。腸内にいる善玉菌も発酵菌なので、よく噛んで食べるようにすれば、腸内細菌の働きが活発になり、取り込まれた有害物質を洗い流してくれます。土壌にEM菌を活用すると放射性物質が無毒化できるとも聞いたことがあります。微生物の世界は奥が深いでね。この微生物を活用することで、環境も体も浄化して行きましょう。
 

 

放射能を食べる菌

 


 

先日ある雑誌の中に「突然変異? 放射能を食べる菌が発見された」という見出しの記事が載っていました。
 それによるとその菌の名は「ロドコッカス・エリスロポリス」。放射性物質のセシウム137を体内に取り入れる性質を持ち、その結果、セシウムが92パーセントも減ったというのです。この菌の能力を発見したのは、茨城県つくば市にある国立環境研究所、水土壌圏環境研究領域の富岡典子主任研究員のグループ。研究では栃木県の鬼怒川河川敷から採取したそうですが、実はそこら中にいると富田さんは言っています。
 また、2007年アメリカFOXニュースがNYアルバート・アインシュタイン医大のエカテリーナ・ダダチョワ博士が放射能をエネルギー源として活用している細菌が発見されたことを報道しています。
 「植物は日光を取り入れ、生きるための成分を作り出す。この細菌は生きるために放射能を利用している可能性がある」と博士は語っています。わたしも以前に、日本の土壌には放射能を解毒する菌が存在することを聞いていました。
 広島や長崎は原爆投下後、30年以上は植物は生えないであろう、と言われていたにもかかわらず、木々が成長し、人々が生活できているのは、この土壌に存在する菌の存在のおかげではないか、と思っています。
土壌に農薬を散布し続けると、その農薬に耐性を持つ菌が現れ、農薬でも死ななくなるのと同じように、放射線を浴びせられると、その放射線に耐性を持つ菌が現れることは想像できます。
 日本は2度にわたり原爆の被害を受けた唯一の国です。その土壌には、原爆によって放射能に耐性を持つ菌がすでにたくさん存在すると考えられます。
 また、日本の土壌や環境が育んできた味噌や醤油、漬物、納豆、お酢、お酒、などの発酵食品を作り上げた麹菌や乳酸菌、納豆菌、酵母菌などにも同じような腸内環境を汚染する化学物質や放射線物質を浄化する働きを持つ菌が存在していると思われます。実際、味噌で放射能の排泄ができることが分かっているのですから。
 放射線や放射性物質に不安を持つことなく、日本の環境が育んだ細菌の働きを信じて、嬉しく、楽しく、ありがたく過ごしていきましょう。

 

                            「家族を内部被ばくから守る食事法」 岡部賢二著より