5月17日(火)に福岡県筑紫野市にあるベジガーデンさんにて2回目の五行の望診・手当て法・料理法講座が開催されました。この日は天気がよく、日中は暑いくらいでした。今回は陰陽五行・夏編をテーマにしての心・小腸系の望診と手当て法、料理教室でした。
午前中はベジガーデンの仲さんによる五行の料理教室で、夏の暑さから体を守り、クールダウンしてくれる食材や心・小腸系を応援する赤色食品、苦味の食材が活用されていました。
5月のメニュー
●玉ねぎのオーブン焼き(ほうれん草のソース)
●ごぼう梅煮 ごまソース
●小豆のチリコンカン
●キヌアとごぼう茶(出し殻)のふりかけ
●押し麦入り発芽玄米ごはん
●初夏の味噌汁
●豆乳を使わないブラマンジェ 小豆マンゴーソース
新玉ねぎを使ったオーブン焼きは甘味とボリュームがあり、ほーれん草ソースの緑色と白色とのコントラストがきれいでした。ほーれん草ソースは初めて食べましたが、絶品の味でした。
小豆のチリコンカンもちょぴりスパイシーで、夏場に陥りやすい食欲の減退を解消してくれる味でした。
豆乳の代わりにアーモンドの絞り汁を使ったブラマンジェは豆乳よりもあっさりしていて、私の好みの味でした。五行に合わせたレシピ作りは大変だったと思いますが、今回も美味しい料理をありがとうございました。
午後の部は手当て法の講座で、心・小腸系を強化する梅醤番茶作り、夏バテ防止・熱中症・食中毒対策に梅酢ドリンクと梅酢スプレーづくり、夏場の食欲不振や不眠症・クーラーによる冷え対策として梅肉くず練りの実習を行いました。梅酢スプレーはトイレにも専用のものを置いておくと、ノロウイルスの感染予防になります。震災で水が使えない時の殺菌剤として、手にスプレーするのもよいと思います。
くずは秋月で最高級のものを仲さんが手に入れてくれました。良いくずは水にサラッと溶けるだけでなく、とろみがよく出ます。夏場に摂る機会が増える冷たい飲み物や食べ物で胃腸が冷え、体調不良が起きた時には葛を使ってお腹を温める手当てや料理がおすすめです。また、寒天やくずを用いた水菓子もよいですね!
次回は7月に3回目が開催予定です。陰陽五行の土用編(胃・脾臓系)について学びます。