支援物資運搬のための雨対策

 今日は朝から大雨で、大荒れの天気でした。私は午前中から午後にかけて福岡市内での講座があったため、4時頃事務所に帰りました。昨日、雨対策のために駐車場の上に仮設テントを設置したのですが、帰ってみるとテントの中には支援物質たくさん届いていました。

 

 3時頃、追加で30個口くらいの荷物が届き、倉庫に入り切れなかったので、隣の事務所内に収めたそうです。そのため事務所内は支援物資で足の踏み場もないくらいになっており、事務員の木下さんも悲鳴を上げていました。4時半にお米農家の江藤敬介さんにトラックで来てもらい、積み込みを開始しました。

 

 写真のように2トンのトラックに満載となりました。今日は積み残しが出るかなと思っていたのですが、以前、運送業をしていたこともある江藤さんのおかげで、何とかすべての荷物を積み込むことができました。雨が降ることを想定し、大工でもある江藤さんが、ベニヤとビニールシートで自前のコンテナを作り、トラックの荷台に設置してくれました。荷物置き場の仮設テントの設置も含めて江藤さんには大変お世話になりました。

 

 このコンテナがなかったら、これだけの荷物が積めなかったし、雨に濡れてトイレットペーパーやお菓子、お米といった支援物資が破損する恐れもあったので、とても助かりました。困った時の江藤さん頼みです!5時に出発し、7時少し前にTAO塾に無事到着しました。

 

 波多野毅さんに今の状況を伺ったところ、阿蘇市の病院で食べ物が手に入らない状況が続いているのでTAO塾でおむすびなどの炊き出しを行い、支援物質と一緒に持って行ったとのことでした。今日も朝から小国の婦人会、小国のレストランの方々に頼んで、TAO塾に届けたお米をつかっておむすびの炊き出しして病院に届ける予定と言っていました。

 

 ポン菓子プロジェクトもスタートしていて、アレルギーの方々のための食事代わりにTAO塾の玄米ポンセンを支援物資として避難所などに供給してきましたが、製造が間に合わないため、ポン菓子職人に応援にきてもらい、ポン菓子をつくって避難所や病院などに届けて行くそうです。また、全国からポン菓子を支援物資として送ってくださるようにフェイスブック等で協力のお願いもしていると言っていました。

 

 昨日の大雨で、小国や阿蘇に向かう道路で通行止めが相次いでいます。熊本市内までは物資が届くようになりましたが、阿蘇方面は道が寸断されているので、まだしばらくは私の所から運ぶ必要がありそうです。私は今日から東北・関東に出張のため、荷物の配送は江藤さんにお願いすることにしました。

 

 全国から寄せられた温かいご支援に感謝しています。ありがとうございました。

 

江藤敬介氏のブログ 浮羽花畑日記 詳しくはコチラ  ムスビの会の無農薬米の生産者です。

浅入り玄米スープの素、玄米ミクロン、玄米クリームの素の製造もお願いしています。