大分での子育て講演会

 4月9日(土)に大分市のホルトホールにて「ぐずる子・さわぐ子への五行の手当て法」講座の第1回が開催されました。子育て中の若いお母さん方を中心に30名近い方にお集まりいただき、みなさんとても熱心に聞いていただきました。

 第1回目のテーマは「さわぐ子・落ち着きのない子どもは肝臓の手当てで変わる」(肝・胆のう系を強くする食べ物と野草・葛を使った手当て)でした。実は、子供たちの問題行動の背景には、食事の問題が潜んでいるのです。

 肝臓の働きが低下すると血液を浄化する機能が衰えるため血液が汚れます。その汚れた血液が脳を循環すれば脳細胞で酸素欠乏状態が起き、栄養が行きわたらずに老廃物が溜まり、居心地の悪い状態がつくられます。それによってイライラする脳の興奮状態が引き起こされるのです。

 

 3月~5月の春の時期は木の芽時といって、体内に蓄積した老廃物が溶け出す時期でもあり、その処理にあたる肝臓がオーバーワークとなります。この頃に子供たちの問題行動が多発する傾向にあります。肝臓に負担のかかる高脂肪・高たんぱく食、高糖分食、添加物いっぱいの加工食品を避け、伝統的な和食に戻せば肝臓が元気に働いてくれます。

 

 手当て法としてはよもぎや葛を使った手当がよく、よもぎは末梢の血液の流れを良くし、葛は筋肉の緊張をゆるめ、自律神経を安定させることで血液の循環力を高めてくれます。コリやハリのある所に生姜油を塗れば血流が良くなり、筋肉疲労が早く解消します。

 

 目や筋肉の働き、怒りといった感情は「肝」の弱りと関係していると陰陽五行では見ていきます。五行の考え方から見ると、体に現れる症状からどこの臓器に弱りがあるのかということが分かります。この講座では、子供たちの問題行動を五行論で展開しています。問題の原因、食事法、手当て法まで学べるとてもお得な講座なので、ぜひご参加ください。

 

 次回は6月11日(土)「無関心・無感動の子どもは、心臓系の手当てで変わる」
(心・小腸系を強くする食べ物と梅干しを使った手当て) 

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 左の写真はこの会の主催者の花木さんです。MI塾のOBです。先日二人目の子供さんが生まれたばかりなのですが、生後2か月の赤ちゃんを抱えながらご家族総出で来ていただきました。大分県日出町でマクロビオティックの料理教室「地球にやさしい母の教室Green Kichen」を主宰されている甲斐利恵先生も駆けつけてくれました。

 

 講演の後、近くのマクロビオティックのカフェ「こころカフェ」にランチにスタッフで行きました。大分市内には自然食のレストランがほとんどないので、ありがたいです。ここは自然食品店「こころ広場」さんがされているカフェで、お店の横に併設されています。一度ぜひ行ってみてください。

 

こころ広場 詳しくはコチラ