鹿児島の吉野町にある菖蒲学園にて、やさい村主催の「陰陽五行まるわかり講座」が3月12日(土)に開講しました。この講座は、陰陽五行の望診、五行の料理、五行の手当て法が一度に学べるという贅沢な講座です。
やさい村でマクロビオティック料理教室を開催されている角屋敷まり子先生とのコラボ講座で、角屋敷先生が五行のランチとレシピ提案、五行のスイーツを担当し、私が五行の基礎と望診、手当て法を行うという形でのコラボ講座となっています。
今回のテーマは
陰陽五行・春編 肝臓の経絡の食事法と望診
~自律神経のトラブルの原因と対策 少食にするには? (岡部)
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春の浄化を担う食事・レシピ提案(角屋敷)
生姜や野草、青菜を使った手当て法 (岡部)
20名の参加者にお集まりいただきました。MI塾のOBの方がたくさん参加してくれたので嬉しかったです。全く五行は初めてという方も何人かいましたが、みなさんとても熱心に聞かれていました。質問もたくさん出て、真剣さが伝わってきました。難しい陰陽五行を身近に感じることができたのではないかと思います。
五行ランチのレシピは
ヨモギご飯(桜の花のトッピング)
ふのりのもやしの味噌汁
オートミールとひじきのハンバーグ
ブロッコリーとキャベツのサラダ
からすのえんどうとさつまいもの白和え
小松菜のジェノベーゼ
五行スイーツは
よもぎの甘酒ムース
といった内容でした。角屋敷先生が自ら摘んできたヨモギとスギナは天ぷらに、からすのえんどうは白和えにして出してくれました。この時期は肝臓と胆嚢の働きが弱る時期なのですが、ビタミンやミネラル、食物繊維、酵素、抗酸化物質を豊富に含む野草を用いると、肝臓が元気に働いてくれます。
発芽物であるもやしはビタミンCを含み、肝機能を調整し、ふのりは胆石の特効薬として働きます。春の野菜であるブロッコリーや春キャベツ、小松菜、五穀のハト麦やオートミールといった麦類を上手に活用した肝臓系を元気にする素晴らしい料理でした。味も抜群に美味しくて、みなさん大満足の様子でした。
角屋敷先生は「季節の野菜レシピ帖」という素敵なレシピ本を出されています。簡単にできて、しかも美味しい家庭料理を80種類くらい集めた本です。手当て法の解説や調味料の選び方までついていて、とても参考になります。
帰りに、やさい村のお店に寄らせていただきました。息子さんご夫婦がお店に立たれています。マクロビオティックの事を二人ともしっかりと勉強しているので、何を聞いてもきちんと答えてくれますよ!
ぜひ、お立ち寄りください。
次回は5月です。単発での参加もできます。
「陰陽五行まるわかり講座」 詳しくはコチラ