ゆいの家 最終講座

 群馬県高崎市のゆいの家さんでの講座も12月の22日で最終回となりました。この日は冬至。

太陽と地球との間の位置のエネルギーが増す日です。太陽の光が乏しくなる陰性の極まる日でもあるので、昔から太陽のエネルギーを吸収したゆずやカボチャで邪気を払ってきたのでしょう。

 

 午前中の講座は食育入門講座で、これからの時期に増えてくる風邪やインフルエンザの対策と噛み方健康法について解説させてもらいました。私はこの時期に梅酢を三倍に薄めた梅酢水をスプレー容器に入れて持ち歩いています。のどのイガイガ感がなくなり、炎症を抑え、風邪の予防効果抜群です。

 

 冬場になると、以前はよく声がかすれたりしたのですが、この梅酢スプレーのおかげで、今年は難なく講演を終えることが出来ました。出張が続くときはゴム製の湯たんぽを持ち歩き、お腹と肝臓、腎臓を温めてから眠るようにしています。そのお陰だと思うのですが、体のむくみや腰の痛みがなくなりました。

 

 午後の講座は、冬場に冷えによって弱りやすい腎の経絡について、望診とコンニャクを使った温湿布の実践ワークを行いました。コンニャクの産地とあって、大きなコンニャクを用意していただいたので、温熱効果抜群で、みなさん、うっとり気分になったようです。

 

 お腹をまずは15分くらい温めてから、腰を15分くらい温めます。お腹を温めると副交感神経にスイッチが入るので、全身の緊張がゆるみ、癒しのモードに入れます。心地よい熱が蒸気を通じて皮膚から体の奥に浸透するので、心地よさがホッカイロとは違います。40分くらいは暑さが持続します。タオルで3枚重ねで巻いてもまだ熱いくらいコンニャクは熱を吸収します。

 

 お昼は、この会の主催者である高石さん手作りのマクロビランチです。腎の食薬である小豆やひじき、レンコン、大根などの食薬満載で、心と体が喜ぶお料理でした。

 

 最後に、有志の参加者がクリスマスソングを披露してくれました。みんなで歌うというのはいいですね。参加者が輪となって、つながりが強化される感じです。

ゆいの家さんでの講座は3年間開催していただきましたが、来年は一旦お休みさせていただきます。

また、スポット企画などで伺いたいと思います。

 

 参加していただいた皆さん、ここちよい場とお料理を提供して下さった高石さん、本当にありがとうございました。

 

 

 高崎駅のロータリーのライトアップがきれいでした。高崎名物のだるまの電飾が可愛いかったです。