12月5日は大阪の正食協会で、今年最後の手当て法・望診法講座が開催されました。
今回は冬・腎膀胱系の経絡の望診と、ビワの葉コンニャク湿布と蕎麦パスタの実践でした。腎の弱りは
冷えを取ることにあります。コンニャクから発せられる蒸気が皮膚から体内に浸透し、血流が良くなるため、何とも言えない心地よさに包まれます。
ビワの葉には抗がん作用があるとされるアミグダリン(ビタミンB17)が豊富にふくまれています。
葉の上からコンニャク湿布で温熱することで、コンニャクの酵素と熱で分解されたビワの葉成分が皮膚から取り込まれます。
その中には痛みを取ってくれる安息香酸や血液を浄化するアルカリ成分である青酸やベンツアルデヒドが含まれています。それらの成分の働きによって、リューマチや神経痛、ガンの痛みを抑えるだけでなく、腫瘍を分解する作用も期待できます。
ビワの葉の代わりにビワの葉エキスを使用してもよいし、生姜油をぬった上からコンニャク湿布を
すれば、生姜湿布と同じような効果が発揮されます。コンニャクをゆでるときに生姜汁と入れると冷め
にくいです。コンニャクは小さくなるまで何回も使えます。
コンニャクを保存する時にはタッパーに水を入れ、コンニャクを漬け、冷蔵庫で保存します。この時に
キ・パワーソルトかヒマラヤの岩塩のような還元力のある塩を水に溶かしておくと、さらに持ちがよく
なります。一度やってみてくださいね!
正食協会の近くの公園の木々が紅葉していてきれいでした。講座の前か後に公園でアーシングすると
体の調子が整います。セラピストの場合、病気の方から邪気を受けることが多いので、施術後はぜひ、
自然の中でアーシングをしてください。私も健康指導した後や講義の後、電車で移動した後などに、極力
木々や大地に触れてアーシングするようにしていますが、その後は頭も冴えるし、体がよく動きます。
自然にまさに癒される感じです。大地や木々に感謝ですね!