12月1日に宇都宮でマクロビューティー手当て法・望診法講座の5回目(最終回)が開催されました。
今回のテーマは「冬・婦人科のトラブルに腎・膀胱系の手当てと望診法」で、午前中は陰陽五行の冬の経絡である腎の役割と腎を強化する食べ物について解説し、午後からは腎の手当てということで、ビワの葉コンニャク湿布、湯たんぽ療法、アイロン温熱の実践ワークでした。
冬は腎が冷えて、ホルモンバランスの不調から婦人科系のトラブルや耳鼻咽喉の症状が出やすい時期です。腎の弱りの改善には体を温める根菜類や乾物、海藻を摂るようにし、手当てとしては温熱療法が効果的です。特にコンニャク湿布は腎の強化に最適な手当て法です。ホッカイロの「乾熱」とコンニャク湿布・生姜湿布の「湿熱」の違いについて、またビワの葉を用いた湿布の仕方と効能について詳しく解説させていただきました。
コンニャク湿布は皆さん心地よかったようで、顔色がピンク色に変わりました。腎の弱りは顔色がくすみや、目の下にクマといった黒っぽくなる症状が現れます。ところが、コンニャク湿布でお腹と腎を温めると顔色がスッキリと晴れやかになります。また、むくみもとれるので、ぜひやってみてくださいね!
宇都宮の講座の楽しみは、杉村美樹さんのマクロビランチです。今回も素晴らしいメニューでした。
~ランチ~
●黒米入り玄米とひじきの薬膳ごはん
●重ね煮のけんちん汁
●高野豆腐と青梗菜の中華炒め
●小松菜のそばの実和え
●小豆かぼちゃ
●ごぼうの味噌煮
●紫大根の梅酢漬け
●糠漬け
●自家製生玄米甘酒(ストレートタイプ)
~スイーツ~
●黒ごま&甘酒プリン
●フルーツ甘酒(リンゴ、柿、レモン)
●洋ナシのコンポート サバイヨンソース添え
(クリームにムスビの会の玄米クリームの素を使用)
といった内容でした。腎の強化食である乾物や黒色食品、小豆、根菜類、発酵食品が上手に配当されて
いて、さずがですね!味の方も美味しくて、皆さん大満足の様子でした。美樹さんから食後にレシピの解説と五行に用いる食薬についての講義もあり、充実した講座となりました。
来年もまた、サロン形式で「陰陽五行スキルアップ 食養指導マイスター講座」を3月から11回
シリーズで開講する予定です。おかげさまで満席となり、キャンセル待ちとなっています。
来年の8月には杉村さんの主催で古峯神社でのプチ断食セミナーも予定しています。お楽しみに!