10月27日に千葉市にて陰陽五行の望診法・ヨガ講座の4回目が開催されました。今回も50名近くの方にお集まりいただきました。最近、陰陽五行の講座が大人気で、大阪のプラーナさんの講座も満員御礼状態となっています。
今回のテーマは秋の経絡である「肺・大腸系」で、せきやタン、鼻水、くしゃみ、ぜんそく、気管支炎といった呼吸器疾患が肺の弱りとともに、またアレルギーやシンマシン、帯状疱疹などの皮膚疾患は大腸の疲れとともに秋になると発症しやすくなります。
肺と大腸に集まっているのがリンパ管で、人体の下水管に相当するリンパ管の目詰まりによって、呼吸器疾患や皮膚疾患の症状が現れます。リンパ管に目詰まりしやすい油物、乳製品、動物性食品に含まれる飽和脂肪酸、植物性油脂(効果油)を控え、油を使わない煮物やお浸しに料理を切り替えると症状が治まります。
リンパ管の大掃除薬である大根や生姜、玉ねぎ、白ネギといった白くて辛い野菜や、レンコン、くず、こんにゃくといった白い根の野菜、秋の味覚で脂肪代謝の働きが強いキノコ類などの食薬を摂ることでリンパの流れを良くすることができます。
また、発汗作用を高めてあげるとリンパに目詰まりした汚れが早く浄化されます。スポーツの秋の所以です。温泉や半身浴、サウナ、岩盤浴などで汗をかくのもいいですね!
お昼は肺・大腸経の強化食をたくさん使ったお弁当で、この会の主催者の山本さんが手作りしたものです。いつもながら陰陽五行を使って考えられた素晴らしい内容になっていました。味もよく、お腹も体も大喜び。
森山先生のヨガは呼吸法を中心にしたもので、呼吸器系を活性化するさまざまなアーサナを教えてもらいました。ヨガと食事で心も体もスッキリとなり、出張での疲れも吹き飛んだ感じです。
最終回は12月21日で、「冬の経絡・腎と膀胱の経絡と食事法」です。