10月28日に宇都宮で第4回の望診法・手当て法講座が開催されました。今回のテーマは秋を臓器である肺・大腸経の経絡です。呼吸器疾患や皮膚疾患に効果のある椎茸入り黒炒り玄米スープ、第一大根湯、
第二大根湯、レンコン葛練りの実践ワークを行いました。
黒炒り玄米スープはリンパ管のお掃除薬として抜群の効果を発揮する飲料です。少しの塩と椎茸数枚をブレンドして煮だすことで、さらに浄化作用が高まります。また、高血圧の利尿剤として、自己免疫疾患であるリューマチや膠原病、アレルギーにもおすすめです。
秋は乾燥する時期であるため、皮膚や呼吸器の粘膜が乾燥し、外皮のバリアが弱くなります。そうなると外邪といわれる雑菌がはびこり、呼吸器の疾患や皮膚炎を引き起こしやすくなるのです。そのため、皮脂腺や汗腺のつまりを取り除き、分泌液の流れを良くする対策が必要となります。それが大根や生姜を使った手当てです。また、レンコンや自然薯、里芋、海藻といったネバネバ食品も粘膜を強化してくれます。
宇都宮のビューティー講座の楽しみは、何といっても杉村美樹さん手作りのマクロビランチです。
テーブルコーディネイトもさることながら、五行を活かしたメニュープランニングが素晴らしいです!
この日のランチのメニューは
●小豆&栗入り玄米ごはん
●玉ねぎのお味噌汁
●ふろふき大根 ねぎ味噌だれ
●ひじき蓮根
●小松菜のゴマ和え
●養老蒸し(きのこ&山芋)
●紫大根の梅酢漬け
●糠漬け
●自家製生玄米甘酒(ストレートタイプ)
(スイーツ)
●杏仁豆腐 梨ソース和え
肺・大腸の食薬である玉ねぎや大根、レンコン、きのこ、ねぎ、山芋、糠、麹、味噌を上手に活かした
素晴らしい料理でした。ちなみに、スイーツに入っていた梨も肺に潤いを与える食薬です。
杉村さんのマンションからの眺めは最高で、秋晴れのきれいな空が印象的でした。夕方には夕日が
神々しくてきれいでした。秋の夕暮れ時は、ちょっとメランコリックな雰囲気が漂いますが、夕日を眺めると元気になります。
この日のテーブルコーディネイトは秋=肺・大腸のカラーである白が基調となっていますが、白色だけだと寂しく冷たい感じがするので、五行の相剋の色の赤色を足して、華やかさと明るさを演出されたのだそうです。なかなか素敵でしたね!
次回は12月1日で、腎の手当てを実践します。11月4日にも手当て法とは別に「月のリズムで玄米
甘酒ダイエット実践講座」があります。まだ1~2名空きがあるので、ぜひご参加ください!