江藤農園の稲の様子

 江藤農園の育苗場に久々に行ってきました。大きく稲は育っていました。株間を例年よりも広くとった関係で、茎が太くて実の入り方も多い感じです。今年の夏は雨の日が多く、昨年と比べると40%減の日照時間だったようで、10日くらい成長が遅れているようです。

 

 通常ですと10月20日くらいから稲刈りをしていますが、今年は11月初めくらいからの収穫になるそうです。11月は私もイベント続きなので、なかなか応援に行ける日が取れないのですが、その合間をぬって11月2日に稲刈りに行こうと考えています。大概はコンバインで収穫するのですが、育苗場だけは、手刈りをします。一株一株を鎌でサクサクと切るのは何とも心地よいです。

 

 このところの経済の不安定状況を反映して株価の変動が激しいようですが、何ら生産性のない博打のような投機はもうやめて、稲の株と触れ合ったらどうでしょう。こちらの株はお米となって確実に体を養ってくれますから。

 

 稲が風でゆらいだ時に聞こえるザワザワ音には、人の心を癒す音波が含まれていると聞いたことがあります。都会の生活で疲れた心と体を癒してくれるのも、こんな田園風景ではないかと思います。

 

 昨日は秋晴れのとても良い日で、風がとても心地良かったです。朝から地震雲とおぼしき雲が出ていたのですが、何事もなく無事過ぎてくれてホッとしました。


 夕方から友人と久大線の各駅列車に乗って、うきは駅から久留米駅まで乗車し、友人の行きつけの店に食事に行ってきました。列車の車窓から見える青空と、未納連山の山々、その麓に広がる田園風景が心地良かったです。片道50分ですが、ローカル列車の旅を楽しんできました。