栃木プチ断食セミナー二日目

 栃木プチ断食セミナーの二日目は中園美菜子先生による「満ちる月のリズム 満月ヨガ」のレッスン

から始まり、杉村美樹先生の「月のリズムで幸せレシピ」の話が午前中にありました。昼からは雨のため急きょ散策予定を感謝のワークに切り替えました。


 1人7個つづ感謝できることを思いつくままに発表してもらうのですが、たくさんの感謝の言葉が出てきて、感動の輪に包まれました。皆さんにもとても喜んでいただき、このワークを企画していただいた美樹さんに感謝です。普段「あたりまえ」と思っていることにありがたみを感じることが感謝の本質です。


「あってあたりまえにありがたみを感じる」ことは、意外とできていないようです。目が見えること、息ができること、おしっこを出ること、なんでも食べられること、どこにでも行けること、はあたりまえですが、目や胃腸や腎臓や足を失えば、それはかなわない事になります。なくす前に今、あることに感謝したいですね!


 「ない」ことに焦点をあて、お金やモノなどが不足することに対して文句が愚痴を言っている人が多いように感じられますが、まずは「ある」ことに意識を向けると、生きていることが嬉しく、楽しく、

ありがたく感じられ、「生かされている」「もったいない」「おかげさまで」という気持ちが湧きます。


 夜は私の手当て法のワークで「生姜湿布の実践」をしました。プチ断食中にお腹を温めてあげると全身の緊張がゆるみ、手先・足先までポカポカと温まってきます。胃腸の働きもよくなって宿便が出やすい状態となります。皆さん温泉に入った後のような、ピンク色の血色のよい顔色に変わっていました。


 お小水の出がとてもよくなって、むくみが取れたという方もいました。こんなに気持ちが良いのなら

自宅でもぜひやってみる、という方もいて、とても好評でした。お腹だけでなく、腰や肩、目、間接などに当てても気持ちがよいです。


 そしてこの日の最後は締めくくりは奥秋さん手作りの玄米甘酒です。前日の午後からヨーグルトメイカーで仕込み、10時間くらいで出来上がりました。生姜と葛、塩で味付けをして仕上げるのですが、この何ともいえない甘味に皆さん大満足の様子でした。この日はあんずパインごぼう茶のカス入りのタイプと二種類作り、味比べをしてもらいました。不思議とごぼう茶の入った方が甘味が強かったです。


 玄米甘酒を飲みながら奥秋さんの「甘酒のお話」があり、発酵と腐敗の違いや醸造と発酵の違い、乳酸菌と麹菌の違い、酵素と酵母について、麹の薬効など、いろんな発酵についても知識を教えていただき、とても勉強になりました。


 一日目と比べると、参加者のみなさんの顔に光沢が出てきて、笑顔がもれるようになり、確実に断食の効果が上がっているのが一目瞭然で分かります。明日は、最終日の報告をさせていただきます。