8月28日~30日にかけて、栃木県の鹿沼市の山の中にある古峯神社で、栃木プチ断食セミナーが開催されました。主催してくれたのは、宇都宮市内で「マクロビオティックサロンHAPPY TABLE」を主催されている杉村美樹さんです。6月末に出版された私の新著『月のリズムで玄米甘酒ダイエット』本のレシピを担当していただいたのが杉村さんです。
今回で古峯神社での私の監修するプチ断食は4回目となります。総勢20名でしたが、リピーターの方も多く、とても有意義で素敵な会となりました。あいにく、天気は3日間雨続きでしたが、雨の合間に散策に出ることも出来、心身ともに浄化された感じです。
古峯神社の御祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)で、隼人という方によって1300年前に開かれたとされ、その後、日光を開山した勝道上人の影響によって明治初めまで一大修行場になっていたようです。災厄を祓うとされる天狗の仮面が神社の各所に祀られていて、古くから天狗の宿として信仰を集めていたと言われています。繁忙期には千人くらい宿坊に宿泊されるそうで、広大な敷地と宿坊の広さにびっくりさせられます。
神社の一角にある「古峯園」(こほうえん)という庭園の美しさは素晴らしく、苔がキラキラと輝いていました。茅葺屋根の茶屋や茶室と木々の緑、池とが調和して、心休まる場所です。1時間くらい散策しましたが、別世界にトリップしたような、開放感に満たされました。
今回のセミナーにはマクロビオティックの創始者・桜沢如一氏の愛弟子である松本光司先生の下で学ばれた奥秋浩一先生と、那須でヨガとヒーリングサロン「LUNACIOUS」を主宰され、ルナアロマヨガやエアヨガなどの指導で活躍されている中園美菜子先生とのコラボという、とても贅沢な講座でした。
初日は導入食で、奥秋さんが丹精込めて作ってくれた玄米粥で始まりました。お粥に美味しさに、皆さんうっとり状態でした。鉄火味噌やゴマ塩、こぶ塩、たくあんなどを好みでお粥にトッピングしていただきます。よく噛むほとに、玄米の甘味がじわじわと体に染み込んできて、活力がみなぎる感じです。
ちょうど、30日が満月だったので、体の修復や再生、胃腸の強化にぴったりの三日間で、月のリズムに合わせたカリュキュラムをたくさん組み込みました。私の話は「月のリズムでデトックス」でしたし、美菜子先生の初日にヨガは「月のリズム ナイトヒーリングヨガ」でした。
美樹さんの話は「月のリズムで幸せレシピ~月のリズムによる食事法」で、今回のセミナーは月がメインテーマとなっていました。月を感じることで、からだにゆらぎが戻るだけでなく、生命エネルギーが増します。そんな心地よい感覚を体感できるセミナーでした。
2日目以降は明日のブログで紹介させていただきます。