ゆりかごやブランコ、ロッキングチェア、ハンモッグなど、ゆらぎのあるものって気持ちよいですよね!居眠りしたり、ぼーっとしたりすると授業中に怒られますが、実はこのゆらぎによって心も体も生命エネルギーを充電できるのです。
ゆらぎをなくすと人間は生命力や適応力をなくします。人工的な照明や扇風機・クーラーの風はゆらぎがないので不自然さを感じますが、絶えず変化する太陽の光や自然の風は心地よいでしょう。心にゆらぎをなくす意識の在り方が固定観念や決めつけ、思い込み、常識、先入観です。
こうした心の囚われから解放されると、トキメキ感、ウキウキ、ワクワク感が戻ってきます。ゆらぎとは遊び心であり、ゆとりであり、マンネリを打破するチェレンジ精神だととらえてもよいでしょう。
また、満ち欠けをする月のリズムもゆらぎです。月のリズムが入ったカレンダーを使うことで、我々は忙しいという時間の牢獄から脱出し、ゆっくり、のんびりとした人間本来のスローな時間軸に戻ることができます。
食べ続けると胃腸が疲れて固くなるのに対して、ときどき食事を抜くというのが胃腸をリラックスさせ、ゆらぎを戻すことになります。月の周期を活用し、新月と満月の日の夕食を抜き、玄米甘酒を飲んで過ごすと、心地よいイノチのリズムが戻ってきます。
そんなゆらぎの生き方について解説していますので、この講義録が皆様の幸せ感を増やすお手伝いに
なれば幸いです。