7月14日は、和歌山の新宮市に行ってきました。知り合いの神社の宮司さんに熊野で一番のパワースポットに案内してもらいました。
まずは、熊野信仰の原点である巨石をご神体とする「神倉神社」に参拝しました。
500段あまりの石段を登ると、そこに「ゴトビキ岩」と呼ばれる巨大な霊石がありました。男根岩と
その横に女陰岩がセットで配置されていました。
熊野の神々は最初にこの岩に降臨されたとの言い伝えがあり、ここに降り立った神々を熊野速玉大社
の地にお祀りし、新たに社を建てたことから「新宮」の町の名の由来があると言われています。
最近では海外からも参拝者があり、パワースポットとして人気を呼んでいるようです。
新宮市内も一望できました。
その後は、『不動の滝』に案内してもらいました。西宮司さん曰く、ここは、ほとんど知られていない隠されたエネルギースポットだとのことでした。山道を歩くこと30分、巨大な岩のV字状の割れ目から、不動の滝が見えてきました。
高さは30メートルくらいあるでしょうか。巨大な岩から水が滴り落ちています。この神域に入った
途端に空気感が変わったので、神聖な場所であることが分かります。そこで山岳ガイドをされている
松本さんと西宮司さんと三人で祝詞をあげ、神事を行いました。
国津神をお祀りしているので、私は戦争のない国であり続けるように、世界平和を祈念してきました。
安保法案が通ってしまいましたが、一人ひとりの意識の中に和の心が目覚めるまで、世の中は変わらないでしょう。外を変えるのではなく、内なる自分を平安状態に持っていくことが初めにありきですね!
ここにいると、大いなる力で生かされているという安心感に浸ることができます。女性性のエネルギーが高い場所なのでしょう。男性性優位の意識が競争社会、効率優先、利益優先、人々を支配・管理しよう
という現代の社会を作ってきたのです。
これからは、闘わない、競わない育む原理、意識の成長、自然との調和、共生、共存、助け合いという
女性性の意識に目覚めた人たちで、社会を変えていく変革期にさしかかっています。そんな女性性の
素晴らしさに意識を転換してくれるきっかけをつくってくれるパワーをいただいた感じがしました。
西さんにさらなるパワースポットの『引作の大楠』という樹齢1500年の木に案内していただきました。西さんは篠笛を吹くのですが、この木の下でいろんな曲が降りてきたと言っていました。西さんの
オリジナルの曲を数曲演奏してもらったとき、意識が縄文時代にタイムトリップした感じで、昔から
今回同行した二人を知っているような気がしました。
光に満ちていて、この場所はとても気に入りました。ずっとこの場にいたい、そんな心地よい空気感が
漂っていて、身も心も癒されました。
最後は、『神内神社(こうのうち)』の古神殿(ふることの)に案内してもらいました。
ここは、神社から神内かわ南下流約100メートルの小高い山の岩屋にあり、古代の神殿と言われ、神内
神社の本宮と伝えられているそうです。
確かに巨石に囲まれたところで、宮崎県のパワースポットである高森神社の岩屋と似ていますが、もっと巨大で規模が大きいです。この岩屋から見えた太陽の光の中にオーブのような球体がたくさん映って
いました。
今回、案内役を務めてくれた西さん、同行してくれた松本さん、本当にありがとうございました。