6月初めに島根県松江市にある自然食品店ひまわりさんで講座がありました。
ひまわりさんでの連続講座は今年で4年目になりますが、毎回たくさんの方にご参加いただき、
今回も満員御礼状態でした。
1回目の講座が食品添加物の解毒法、2回目の今回は経費毒への対処法の話でした。
自然食を食べている方でも意外と皮膚に直接つけるシャンプーやリンス、石鹸、台所洗剤、入浴剤、
歯磨粉、洗濯石鹸、毛染め薬については無頓着な方が多いように感じます。
皮膚から入ってくる化学物質の中でも合成界面活性剤は毒性が強く、主婦湿疹やかぶれ、皮膚がん、
肝機能障害など、さまざまなトラブルを引き起こします。極力、脂肪酸カリウムが原料の台所石鹸、
洗濯石鹸、石鹸シャンプー、石鹸リンス、石鹸はみがきを使うようにしましょう。
口から入った化学物質は、2日間で98%が解毒されるのに対し、皮膚から体内に入った化学物質は、10日間たっても10%しか排泄されません。でも、安心してください。化学物質の性質を知れば、適切に対処できます。
合成化学物質や有害重金属、放射性物質は、脂肪に溶けて濃縮し、蓄積するという特徴があります。
ということは、体内に蓄積した脂肪を溶かして排泄できれば、有害な物質も一緒に体内から解毒
できることになります。れを薬物代謝といいますが、その役割を担っているのが肝臓と胆嚢の経絡です。
肝臓の経絡を活性化させるためには、食物繊維を含む全粒穀物や野草、海藻、きのこ類、こんにゃく
などが有効という話を具体的にさせていただきました。
これからの季節は、体臭が気になってデオドラント消臭剤を使う方が増えますが、こうしたものにも
さまざまな化学物質が使われているので注意しましょう。毛染めにはヘナを使いましょう。頭皮から
取り込まれた毒性物質は、女性の場合、子宮に行くことがあるので安全なヘナを活用してください。
生理のナプキンや赤ちゃんの紙おむつも、できるだけ布製のものを使うようにしましょう。
入浴剤も色や香りのついているものは止め、そのかわりに塩か炭をお風呂に入れるとよいですね!
香取線香も除虫菊から作られた安全なものを使いましょう。
蚊帳も今、見直されていて、我が家では蚊帳を使って防虫対策をしています。麻100%の蚊帳は
高価ですが、空気管が変わり、ちょっとした瞑想室が出来上がります。
ひまわりさんでは「うさと展」や「サロンド・グー」さんの靴展も定期的にされています。
マクロビ料理教室も開催されています。私の講座は年に4回ですが、ハンズの佐々木さんを
はじめ、素敵な講師陣が講座をしているので、ぜひ、お近くの方はお立ち寄りください。