小淵沢のプチ断食リトリートでは、毎朝2時間ほど自然の中を散策しました。
南アルプスを眺めながら照葉樹林の中を歩くのは、とても心地よく、野に咲く花々や、樹木の緑の
美しさ、木漏れ日の輝き、風の清々しさから生命エネルギーを充電させていただきました。
プチ断食中にウォーキングすると、筋肉の収縮によってリンパ管の流れがよくなります。血管には
心臓というポンプがありますが、リンパ管には動力源がなく、筋肉の収縮によってリンパ液が循環
するような仕組みになっています。
血管が60兆の細胞に酸素や栄養分を運ぶ上水道とすれば、リンパ管は細胞が吐き出した老廃物や
不要なガスを洗い流す下水管に相当します。このリンパの流れが滞ると、血管内に老廃物が滞り、
さまざまな不調が現れます。
リンパ管の大掃除をするのためには体を動かすことや、汗をかくこと効果的で、ウォーキングは
そのためにぴったりの健康法なのです。リンパ管は汗腺機能とも関係していて、皮膚から汗を
通して毒素を排泄することができます。
皮膚はまた、毒素を出すだけでなく、皮膚呼吸をしており、空気中から酸素やマイナスイオン、
水分などを吸収することもできます。森林浴をすることで、マイナスイオンを体内に取り入れ、
血流改善や若返り効果を得ることができるのも、皮膚のおかげです。
プチ断食をすると皮膚の老廃物が代謝されるため、皮膚がピカピカによみがえります。参加者の
顔が、日に日に輝いてくる姿を見るにつけ、プチ断食の効果を実感します。皮膚が研ぎ澄まされると
直感力が冴えてきます。皮膚感覚は第六感と密接に関係しているので、皮膚の浄化によって、
ひらめきやインスピレーションといった感覚がよみがえってくるのですね!
小淵沢の自然のおかげで、身も心も癒された感じです。