今日は私の住んでいる朝倉市杷木町の講演会に行ってきました。
主催は杷木地域コミューニティ連合会で、平成27年度の学級・講座開講式の記念講演会です。
杷木町に来て12年が経ちますが、地元での講演会は今回が初めてとなります。
250名くらいの方々が集まっていて、熱気にあふれていました。以前から講師の依頼があった
のですが、私のスケジュールが合わなくて、3年越しでやっと実現した企画でした。
杷木町では、定期的にマクロビオティックの料理教室も行われています。役場の担当者に食育に
熱心な方がいて、その方が福岡市内の私の講座に以前参加していただいたことがあり、そのご縁で
今回お声をかけていただきました。
講座のタイトルは「心と体が喜ぶ食生活の知恵」で、世界遺産に登録された最高の健康食であり、
かつダイエット食でもある日本の伝統食について話をさせていただきました。
はじめは食性についての話で、歯の割合から穀物と野菜、動物性食品の摂取割合が5:2:1の
バランスが良いこと。おかず(副食)はごはん(主食)の半分くらいの割合にすると自律神経の働き
が整うこと。日本人の食性は365日食べても飽きが来ないごはん、みそ汁、漬物であること。などを
ジョークを多用してお話ししました。
また、食が変われば性格や意識も変わること、とくに化学物質が多用されたファーストフードを
食べ過ぎると考え方も短絡的、結論を急ぐ、がまんができない、ぐずったりすること。反対に天然
自然の食品であるスローフードを食べると気持ちが落ち着き、思いやりやおもてなしの心に目覚める
ことなどを、簡単にまとめて解説しました。
ご年配の方が多かったのですが、皆さんジョークの受けがよく、会場が1時間笑いに包まれて
いました。講座の終了後、質問タイムを設けたのですが、質問が絶えなくて、参加者の熱心さが
伝わってきました。
主催者からもとても喜ばれ、地域にも少しばかり貢献できたかなと思い、とても有意義な講座と
なりました。主催者と参加者の皆様に感謝申し上げます。
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ST (水曜日, 03 6月 2015 11:36)
本当は子どもの頃からの食習慣が一番大切なのですが、残念ながら若い女の子なんて層は無関心なのか…
若いお母さんたちは集まるのが難しいのかなぁ、食が変わらないと意識が変わらないのか、意識を変えないと食を変える事が出来ないのか? ニワトリとタマゴ? やはり大病でもしないと人は「気付けない」のでしょうかネ…
それと女性向けにサブの女性講師もいたほうがいいかと思います、このアイデアっていかがでしょうかねぇ…