昨日、鹿児島の自然食品店やさい村さん主催の講演会が吉野町の菖蒲学園にて開催されました。
テーマは『生活習慣病の対策と手当て」です。
子供さん連れの方など30名弱の方が参加されました。初めて参加される方が半分くらいで、
みなさんとても熱心に聞いていらっしゃいました。
前半は糖尿病の原因についての話で、インスリンの分泌を悪くする食べ物とは何か、反対にインスリンの働きを良くするGI値の低い食べ物とは何かを具体的に解説させていただきました。
小豆昆布や小豆カボチャが糖尿病の食薬となるので、それを実際に作って試食しました。
カボチャがこの季節はないので、小豆昆布を作りましたが、みなさん、美味しいと評判が良かったです。
後半は高血圧の原因の講義で、減塩しても血圧は下がらない、高血圧の原因は血管内に汚れを溜める
油脂類を多く含む食べものであること、血管内を浄化し、血管に柔軟性を持たせることで、高血圧の
改善が出来ることなどを説明しました。
焙煎した玄米のスープによる手当ての実践もあり、干ししいたけと一緒に煎じた玄米スープと、
シイタケを入れないスープと二種類作り、試食してもらいましたが、シイタケ入りの方が美味しいと
感じる方が多かったです。鹿児島は豚肉文化なので、実証体質の人が多いようです。
焙煎玄米スープには利尿作用がり、水分が抜けると血圧が下がります。玄米スープは高血圧の
予防だけでなく、痛みを伴うリューマチや膠原病、神経痛、偏頭痛、ガンの末期の痛みにも効果が
あります。自己免疫疾患といわれるアレルギーや潰よう性大腸炎、クローン病、これから始まる
花粉症にも効果が期待できます。
講義の途中の休憩時間には、やさい村の代表の角屋敷まり子先生手作りの蒸しパンとそば茶が
ふるまわれました。砂糖などの甘味を使わないスイーツですが、ほのかな野菜の甘味があり、
とても美味しくて、皆さん大喜びでした。
蒸しパンのレシピは3月に発売される角屋敷先生のレシピ本に載るそうです。お楽しみに!
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