何故熱が出るのか?

熱はなぜ出るのか

 

河合勝氏の本より抜粋~

 

「筋肉にも様々な毒素が含まれています。

筋肉は普段は硬直していますから、内の毒素は外に出られません。

筋肉を柔らかくしないといけません。そのために発熱させるのです。

ジャガイモを蒸すと、ホクホクになり柔らかくなります。

柔らかくするために加熱するのです。

筋肉が温かくなると柔らかくなり、内の毒素が出やすくなります。

そのためにわざわざと発熱させるのです。

それを熱さましで熱を下げると、筋肉の毒素がそのまま残ってしまい、

再び病気が発生します。

熱により筋肉が高分子となり、それで柔らかくなるのです。

ガン細胞の腐敗菌は40℃で数分で滅菌されます。

発熱により汗が出ます。

この汗により毒素が対外に排出されるのです。

この時、熱により毒素も分解されます。

汗が蒸発することにより体が冷やされ、平熱に戻るのです。

 

『天上界と微生物に聞いた病気の本当の原因と治し方』 河合勝著 ヒカルランド 2015年

 

 

 風邪の時に熱が出るのは、自然治癒力の働きです。熱を悪いものとする先入観を多くの方がもっていますが、発熱することで、体内毒素の浄化ができるのです。熱はありがたいもの、という新たな常識を

もつと、熱が出ても右往左往しなくなります。


ただし、頭だけは冷やす必要があるので、豆腐パスタや青菜の湿布で冷やしてあげてください。



最近、インフルエンザがはやっていますが、風邪やインフルエンザの菌の目的は浄化であり、人間が自力で血液を浄化できない時に、その人にかわって浄化を引き受けてくれる、ありがたい存在なのです。

ですから、菌と闘うとか、ワクチンで予防するという考え方自体、方向性が間違っています。

 

人間が微生物を抗生物質や殺菌剤などでイジメればイジメるほど、菌は耐性を獲得し、ますます強く

なります。世代交代の早い菌と争っても人間に勝ち目はないのです。人間そのものも300兆個

と言われる腸内細菌と共存しているわけで、皮膚や口腔内も常在菌(乳酸菌)によって守られています。体内のすべての細菌の数を合わせると8,000兆個にもなると河合さんは言われています。

 

本来、微生物は集団生活をしていて、そのルールは助け合い、分かち合い、といった共存共生ですから、

互いに争いません。しかし、人間たちの自分さえ良ければの自我と、微生物の働きを知らないで、

薬品で殺すという無知が、微生物の反逆を呼び込んだのです。

 

それが病原性の細菌なのです。そうした菌を呼び込んだ原因は人間にあるのに、菌に罪をなすりつけて

います。鳥インフルエンザや豚インフルエンザも、元はと言えば、エサの中に様々な抗生物質や、殺菌剤や農薬漬けの粗悪なエサを与え、衛生管理の悪い劣悪な環境で動物を飼育したことが問題なのです。

 

これからは、抗菌グッズなどは使わず、菌と仲良くするような暮らし方が大切です。菌の中には

光合成細菌もあり、これは放射性物質の解毒をしてくれます。環境破壊を引き起こしてきた公害物質を

浄化してくれるのも微生物の働きなのです。微生物は人間の意識と共鳴します。感謝波動や笑いの波動に微生物は特によく反応するようです。微生物と闘うのはもうやめましょう。ありがとうと感謝の気持ちを

菌たちに送るようにしましょう!

 

病気の原因を微生物の反乱だととらえると、画期的な対策が生まれます。伝統的な日本食は微生物を

最大限に活性化する食事であり、微生物だけでなく、人間同士も共存・共栄できるように導く「和」の食なのです。微生物の反乱に対して戦いを挑むのではなく、愛でもって抱き参らせる(受け入れる)対処の仕方を心掛け、感染症の予防をしていきましょう。