オーストラリア講演の報告 第１回 メルボルン編

オーストラリア講演の報告　第１回　メルボルン編

６月１２日～２３日まで初めてのオーストラリア講演に行ってきました。１４日～１５日はメルボルンでの講演会・ワークショップでした。赤レンガ作りの古風な家が立ち並ぶメルボルンはとても落ち着く町で、シドニーと比べるとスローな感じがします。市内を縦横に路面電車が走り、バスと電車を組み合わせるとどこにでも行ける、とても便利な街でもあります。　

我々が行ったのは都心部から少し離れた郊外の方でしたが、オーガニックの食材を取り扱う自然食品店やベジのカフェやレストランがたくさんありびっくりしました。どこのカフェに入ってもベジ対応のメニューがあるのにも驚きました。

コーヒーもたくさんの種類があり、味も濃厚で、日本のカフェとは味が全く違いました。カフェ文化が進んでいて、オーガニックのコーヒーがどこにでもあり、カフェラテもすべて豆乳対応（ソイラテ）してくれます。

メルボルンの会場はレトロの感じがする市民会館で、ちょっとゴージャスな施設でした。午前中はマクロビオティックの基礎講座、午後は陰陽五行と望診法と手当て法のワークショップという６時間の講座で、毎日内容を変えて開催しました。通訳を介すので、時間がかかり大変でしたが、いちばん苦労したのはギャグが通じないことでした。

それでも心は世界共通なので、参加された皆さんに響いたようで、とても喜んでいただけました。

毎回２０名弱の少人数のセミナーではありましたが、数人の日本人以外はすべてオーストラリアの人で、とても熱心に聞いてくれました。特に人気だったのは望診法と手当て法です。梅の手当てでは梅干しを米かみに貼ってあげたり、梅醤エキスも自分で作ってもらったりしたら、とても好評でした。はじめて見る食物を使った手当てに、みなさんびっくりしていました。