だいぶ春らしく暖かくなってきました。明日から大分は由布院でムスビの会主催の腸美人・宿便取りセミナーがあるのでその準備で大わらわですが、先日行った『ミネラルほったらかし農園』の様子をお知らせします。
ミネラルほったらかし農園とはナンデスカ?となると思いますが、これは土の中の微生物君たちに元気になってもらって岡部先生の家の畑で美味しい野菜を作りましょう!という企画です。
まず土の中の微生物の話です。先日宮崎の早川農苑さんに言った際に、ある大学が早川農苑さんの畑の土を調べたところ通常の畑の倍以上の微生物がいたということを聞きました。これはつまり畑に微生物君がたくさんいると美味しい野菜ができるということなんですね。美味しいには理由があるわけです。
岡部先生の先日行われた断食セミナーの講義の中でも人間の腸とよく似ている土壌という講義があり、人間の腸と土壌はよく似ていると言われており、私たちの腸には約300種類、100兆個の腸内細菌が棲んでいるそうです。
1立方センチあたりに棲む細菌の数が、腸と土壌は一緒であるとの研究データもあります。作物がよくできる健康的な土壌とそうでない土壌との違いは、この土の中の微生物のバランスにあるのです。
『Natural Food 自然の野菜は腐らない』(河名秀朗著/朝日出版社) という本の中に、”肥毒層″ の話がでてきます。さまざまな畑の土壌の調査をした結果、作物の生育が悪い畑の土壌では、表面から下20cmくらいのところに、冷たくて硬い層が幅8c
mくらいで存在するというのです。これが〝肥毒層″と言われる層なのですが、上下の土壌の層と比べると5度くらい温度が低いそうです。 ここまで講義内容から引用です。
ということで、植物が吸収した状態のミネラルであるナルバルミネラルを使って畑の微生物君たちに元気になってもらい、美味しい野菜を作るのを応援してもらうじゃないか!と。ついでに言えば肥料も何も与えないでほったらかしにしてどうなるのか?という実験をかねています。ナルバルミネラルはもともと食品ですからもちろん安全ですし、これだけで野菜が美味しくなったりたくさん採れたら・・・もちろん食べます。
どんな状況になっていくのかお楽しみに。