玄米食が難しいという方におすすめ
お湯を注ぐだけで玄米の栄養が摂取できます。玄米は体に良いとわかっていても、なかなか食べる機会がない、という方におすすめです。食物繊維やビタミン、ミネラルが腸内環境を整え、体を元気な状態に保ってくれます。
吸収しやすい緻密なデンプン質
デンプン粒子でも大きい、小さいという違いがあります。小さい方が胃腸での吸収率が良くなります。玄米のデンプンは、ジャガイモやトウモロコシのデンプンと違い、非常に緻密で、引き締まった構造(陽性)をしています。
焙煎することで、デンプンが高エネルギー物質に変化
生のデンプンは吸収性が悪いので、火のエネルギーを加えて、細かなデンプンの一つ一つを活性化していく必要があります。鉄は火と水と叩く圧力で鍛え抜かれると、ハガネという鉄をも切れる金属に変化します。それと同じように、玄米を火で焙煎し、水で炊いてから裏ごしすることで、デンプンがアルファー化され、鍛え抜かれたパワーの強いエネルギー体に転換します。
手軽になった玄米クリームの素
本来は、玄米クリームは玄米を炒って、その10倍の水を入れて炊き、全体量の1割が減った時に裏ごしして、さらにそれを半分になるまで煮詰めます。手間がかかるため、なかなか作れないという方のために製品化したのが「玄米クリームの素」です。
長時間蒸し焼きにした玄米を微粉末にしているので、お湯を注ぐだけで手軽に玄米クリームができあがります。
病み上がりの回復食や胃腸の強化食におすすめ
病み上がりの方の回復食として重湯がわりに用いると、元気や活力がみなぎります。入院中は、お湯を注ぐだけで飲めるので、とても便利です。微熱がある時や、食欲がない時の改善薬としておすすめです。また、胃腸の発達が未塾な赤ちゃんの離乳食として、アレルギー体質の方の胃腸の強化食として用いてもよいでしょう。
朝食やプチ断食にも活用できる
甘酒の代わりに玄米クリームと使った断食も、腸のデトックス効果抜群です。お腹が空かずに楽に実践できます。朝食のことを英語でブレックファストといいますが、これはファスト(断食)をブレイク(壊す)する、つまり断食明けの食事という意味です。胃腸が目覚めたばかりの朝食には、玄米クリームが最適です。胃腸が弱くて、玄米を食べるとやせてしまう、という方にもおすすめです。
【飲み方】
お湯150ccに小さじ2杯程度の玄米クリームの素を入れ、スプーンでよくかき混ぜてお召し上がりください。鍋で1~2分煮ると、とろみが出て、さらにおいしくなります。お好みで塩やごま塩・鉄火味噌などをかけてお召し上がりください!
【陰陽五行でみた玄米の働き】
陰陽五行では、肺・大腸には五穀で稲(玄米)を配当します。玄米の米糠に含まれるイノシトールは肺がん・大腸がんに有効というデータが出ています。米 糠に含まれるフィチン酸やβシステロールには重金属や化学物質の排泄効果が、γオリザノールには精神安定作用があることが分かっています。肺・大腸にはリ
ンパ管(下水管)が集まっていて、汚れが目詰まりすると血液内の汚れが下水管に移行できなくなり、血液が汚れることになります。血管や血液の浄化は、リン パ管の浄化が始めにありきなのです。焙煎した活性炭のような珪素質の多い炒り玄米は、まさにリンパ管のお掃除役としてぴったりです。